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ベジタリアン父ちゃんマタギになる [日々の事]

我が家は一足先にクリスマスのおご馳走
ブフ・ブルギニョン~牛肉の代わりに鹿肉の赤ワイン煮

とにかく最近は鹿の話ばかりでなんですが
お肉を頂いたのでありがたく美味しくいただきました。
今日はそのお肉がやってくるまでのお話。
ちょっと長いけど、お付き合いくださいませ。眠いから、文章がおかしいかも・・。



今までゆるベジタリアンだったあかり一家ですが
引っ越してから、男性陣が動物性のものを欲するので
よくお肉を買って食べるようになりました。

母さんはなぜか食べても食べてもお腹を壊す始末
やっぱりスーパーのお肉は、薬もいっぱい使っているし、
何より一生かごの中で閉じ込められて育ったものだし、、あまり買いたくはない。

私たちがベジタリアンだったのは、そういう理由です。
閉じ込められて、薬を散布されて、食べられる家畜たち。
卵なんか、照明を調節して、1日を2日と思わせてたくさん産ませているの。
ナチスみたいだよ。

でも体はお肉を食べたがっている。

畑には毎晩鹿。

今、鹿の天敵の狼がいなくなったので、鹿はものすごく増え続けている。

父さんは鹿と話したよ。


そして日曜日、父さんは猟師になりました。
(たぶん仕事にするわけではないけれど)
ひとまず、わなを仕掛けて獲る罠猟の免許をとりました!

試験の朝のこと
子供を学校へ送る道をみんなで歩いていると
なんと、大家さんが仕掛けた罠に鹿がかかって亡くなっていました。
そのまま子供は学校へ、父さんは試験へ。

母さんは、大家さんに電話をして、
駆けつけた大家さんは鹿を連れていってお肉にすると言います。
悩んだけど、母さんは大家さんについていって、その過程を見る事にしました。
生まれて始めて、動物がお肉になるのを見ました。ちょっと手伝いました。

大家さんと奥さんが、淡々とさばくのをみて
不思議と怖いとおもわなかった。

今まで食べてきた牛や豚、鳥もこうやってどこかでさばかれてきたんだ。
自分が食べるために、誰かに、さばいてもらっていたんだ、
つまり自分がさばいてきたのと同じ事なんだ。

つまり家畜にひどい仕打ちをしているのも自分
食べ物だけじゃなくて、原発とか、石油とか環境破壊とか
ああ、それも自分の生活のために誰かがやっている事。
どーん、と、色々考えてしまった。
でも、それが分かったから、今後そういう良くない循環にならない
生活に変えていこう。


脱線しましたが
その後大家さんにお肉を分けてもらい、
ありがたく、美味しく頂きました。
究極の自然食だと思う。

お肉も、野菜も、同じ命を持った生き物なので
区別せずに、
自然の中で育ったものをありがたく頂きたいと思います。

毎晩畑に来ていた鹿さん。
食べられた野菜たちがお肉になって返ってきた。
土→野菜→鹿→私
ありがとう。
ここで循環をとめないように私も返さなくては。



☆鹿革、ご注文承ります。
(いつか獲れた時に、ですけど)
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