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谷の仲間がふえました [動物]

春も終盤
あれよあれよとすぎてゆく〜

田んぼに佇む2歳児
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今年こそは!と思いながら、
またまた出遅れて蒔いた稲の種籾は
鳩やカラスがつつきにきて
大分少なく…
ああ、何とか育っておくれ〜苗ちゃん
田植えは来月の半ば予定です

さて
そうなの、
賑やかになっています
鶏のお母さん、がんばって赤ちゃんをうみました!
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かわいい かわいいヒヨコちゃん
子供達も私も、
1日に何回も鶏小屋を覗きに行っては
かわいい〜〜と眺めています

それからね、
ついに、蜜蜂が!
置いていた巣箱に入ってくれました!
もう嬉しくて嬉しくて
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忙しそうに、巣箱から出入りしています
蜂の好きな花を、沢山植えて、よかった

田んぼの農薬で、蜂はいなくなっている
みんな逃げられるんだ
ここは農薬をまかんけん、えいかもしれん
とご近所さんが言っていました

家出されないように、
マメにお世話をしてあげなくては〜
除草剤をまかれないように、
せっせと草刈りもしなくては〜
またたくさん、お花も植えるからね

ああ、嬉しいな〜、かわいいなあ〜
子供のお世話に、野菜のお世話、花に鶏
蜂のお世話と、
くるくる忙しくまわっているのでした

小鳥が生まれました [動物]

とうちゃんが作ってくれた野鳥の巣箱

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親鳥が通っているけれど、
一体巣の中はどうなっているんだろう?
何だか、覗いちゃいけないような
でも気になるような

何日か迷って
でも、カメラで覗いてしまいました。

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うわーー!生まれてる!
しかも、苔?
緑の、かわいいベッド!
毎日毎日、谷の向こうからせっせと草を運んで
こんなに可愛い巣を作っていたんだね


そらから、数日
あれ…?
雛が、顔出してる!!!

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…?
拡大

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…?

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…拡大

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えーー!?
何か、想像してたのと違う
耳…?
…けど、まあ、可愛いね?
落っこちないように
元気に育つんだよー、

にわとりも、おおきくなったよ
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ひよこがうまれました。 [動物]

にわとりが、がんばって3週間あたためた卵から、1羽、また1羽と、可愛いひよこちゃんがうまれました。
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かわいすぎる…!!

十数個温めていたうちの、半分くらいが孵化して、お母さん鶏が、残りの卵を温めるのをやめてしまいました。
でも、残された小さな卵の中から、ピイピイ聞こえる!
急遽片付けていたこたつを引っ張り出し、箱にバスタオルを詰め込んで卵を温めます。
ゆっくりゆっくり、1日かけて卵を割って出てきた赤ちゃん
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いつも目玉焼きになる卵から、ひよこが…!
当たり前だけど、改めて感動。

殻からでてくるのは、すごく大変そうで、出られなくて命を落とすことも。
自力で出られない子は、助けてあげるけど、やっぱり弱くて、集団生活について行けず、他の子に踏まれて死んでしまった。
鶏社会は、とてもシビアです。

そんな子をあと2羽、コタツで保護しているけど、この先ちゃんと、生きていけるのか…。でもそんな、小さくて大人しい子が可愛くてつい助けたくなっちゃう。どうか、しっかり育ちますように。

それから、以前父さんが作ってくれた庭の巣箱に、渡り鳥がご入居。毎日せっせと、草を運んでは巣作りしています。
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そんな巣箱を作ったり、お花を植えたり。
畑や鶏のように、食べるためのことでなく、ただただ愛でるだけにすることって、これまたいいな、と思うのです。

うまれる [動物]

ユカラが赤ちゃんを産みました
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お腹が大きかったユカラ
ある日帰ってこなくなって
もしかして産むための穴を掘っていた床下に篭ったかな?
と思っていたけれど、どうも気配がない

心配していたらお隣のおばあちゃんから連絡
「あんたんちの犬が罠にかかってるみたいだよ!」
大急ぎで猟師さんとかけつけて罠から外してもらった

足は・・よかった、腫れているけど折れてはないかな?
(放し飼いは理想だけれど、鹿用の罠があちこちにあるので、危険・・・
法律では放し飼いは禁止?
綱をつけることは、人間がおごり過ぎと思うのだけれど
車とかこういう危険もある、「動物を飼う」って、難しいなあ)


帰ってきたユカラ
ぶるぶる震えているから、小屋を日のあたる場所へうつして
足が痛いの?
息も荒い
・・・もしかして

席を外そうかと思ったけれど
苦しそうに訴えるユカラ
お腹をさすってあげると、嬉しそうにするので、そのまま腰やらお腹やらをさすって

でてきたよ!袋に包まれた赤ちゃん
急いでふくろを噛み切り、中にはいっていた水も
赤ちゃんも きれいになめて なめて
へその緒も噛み切り
おっぱいに吸い付く赤ちゃんを、なめて、なめて

ふう、ひと段落して2匹目・・・

次々と
お昼から、夜まで
気がついたら8匹になっていました!

敷いていた毛布がちっとも汚れていないくらいきれいに
すべてなめて
産湯につけることなく赤ちゃんもぴかぴかで
お母さん一人で
犬ってすごいなあ・・・・・

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おめでとう、お疲れ様、ユカラ
黒白の手袋ちゃん5ひきに茶色の子が3ひき

里親募集中です



そして、あかりはこのたび「地球食堂」に屋号を変更いたします

とくにレストランをするわけでもないのですが
お山暮らしのおすそわけができたら、とおもいます

それは商品であったり、美味しいものであったり
こういった徒然の便りだったり
風や匂いだったり

なにかちょっとでも感じていただけたら
幸いです


今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします

秋の実りがたっぷりと [動物]

すっかり涼しくなりました
海や川に入っていた日々なんて
あっという間に遠い昔のよう・・・

わが家は家族揃って落ち着いています
ありがとうございます


家の前の柿が次々赤くなって、とっても美味しいです
裏山には、沢山の梨と、栗
畑には、嫁に喰わすな秋茄子さん
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梨を甘く煮てタルトに
柿は毎日のおやつに
夕方になると、栗を拾って
(夜まで置いておくと猪や鹿に食べられてしまうので
 毎日少しずつ拾うのです)
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梅仕事が終わったと思ったら、
なかなか嬉しい忙しさです

柿酢作りにも挑戦中
上手く出来るかしら・・・
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柿渋も作ってみた物の、放置し過ぎで微妙かも・・



さて、あかり家に新しい住人がやってきました
ムササビ氏がどこかへ行ったと思ったら
お次はアナグマさん
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離れの床下に住み着いているようです
ユカラや私たちを怖がることなく
庭の柿をつつきに来ています かわうい
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そして、栗林から、田んぼには
猪が降りて来ている様子 所々 ネットを食い破って侵入しています
稲が、無事でありますように

わんこが2匹 [動物]

最近の日課、朝夕の散歩
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・・・

・・・

んん?
そう、実は犬が増えました


実は体の弱かった猫のキニが急遽して

それから間もなく、仕事先で知り合った猟師さんから
犬要らんか!(またこのパターン)と声がかかり、
山犬、狼ブームがきていた父さんが貰って来たのです

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何とキニと同じ白黒
靴下はいてます

これまで6年間はクロでしたが
これからは「ユカラ」
アイヌ語で叙事詩
名前を覚えて慣れるまで、繋いでいます

猟犬だったので、こだまの先生にと・・・
思ったけど・・・
マッチョこだまックスにおびえてます・・・
どうなることやら、よろしくね、ユカラ!

鶏も、増えました
食べるためにご近所から頂いて来た雄鶏もたくさん・・・
友達に捌き方を教わりました。
放し飼いの自然なお肉は、固いけれど
命の力がみなぎっていて、スーパーのお肉とは比べ物にならない

野菜や、お魚、鹿や鶏
色んな命を頂いて
色んな命と1つになって生きて行く

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チャボが卵を温めています
かわいいヒヨコがうまれますように


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■黒潮町のギャラリー芸農人さんの
「草木染めの服とストール展」に出展しています

ちょっとですが、タイ、ネパールの草木染めの布、糸、服など
置かせて頂いているので、ぜひご覧になってみて下さい♪

5月いっぱい、黒潮町サンシャインami内です。
http://www.iwk.ne.jp/~heartlife/muradayori.htm


■あかりの洋服や雑貨の卸or委託販売して頂ける方を募集しています。
詳しくはお問い合わせ下さい。
http://akarinet.web.fc2.com/contents/contact.html
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鹿との対峙 [動物]

家の上の林道が開通したもので、
すっかりこの谷は猟のメッカ(古い)となっております。

毎週末にはライフルを下げた猟師さんと猟犬が大勢やってきては走り回っています。
何と…都会では考えられない光景ですがこれが四万十市です。
そう簡単に捕まりませんけども。


ちょっと前の話になりますが
父さんが鹿を仕留めました。

罠猟の免許をとってから、2度目。

1度目は、丁度去年の今頃。
初めて自分たちの手で殺し、皮をはいで、肉を削ぎ落す。
肉は食糧に、皮はいつか太鼓に

息子も、動物がお肉になるまでの一部始終をみて
どう思っただろう。
可哀想と言いながらも、食べているけれど。

スーパーで並んでいる、一生を檻の中で過ごした動物と
最後まで山で自由に暮した動物と…
どちらにしても、私たちの為に誇り高い命を預けてくれている
野菜にしても。
深い悲しみと、尊敬、感謝。。

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先日罠にかかった鹿は
まだ若い、人間で言うと18歳くらいに見える鹿

鹿がかかった、と聞いて、仕事場のおんちゃんもついてきた
父さんは道具をとりに家へ
おんちゃんと私が見ている間、なんとか逃げようと暴れる鹿
ごめんね、ごめんね、

その鹿の気高かったこと

父さんが道具を持って現れた瞬間
ぴたっと逃げるのを辞め
しゃんと立ち直り
じっと私を見つめた
とても綺麗な顔
冠のような前髪

そして父さんを見つめる

最後の瞬間まで、
その子はじっとして
呻き声1つあげなかった

手塚治虫のブッダにでてくる、
飢えた動物に自分の体を捧げた僧のように

ごめんなさい
許して下さい
ありがとうございます
愛しています

おんちゃんときたら、さっさと車に逃げ込み
一部始終が終わってからどれどれ、と戻ってきた

あの嫁はむごいこと見ている、と後で言っていたらしいけれど
それはむごいことだよ
でも、自分たちの為に命を預けてくれた鹿の
最期をしっかり見取らないと
申し訳ないと思ったのだ

あなたの、気高くて美しい瞳は、ずっと忘れないね
ありがとう

土が植物を育て、植物が動物を育て、動物が動物を育て
虫が鳥を育て、、
命がぐるぐると回って、繋がっている
私たちも、もらうだけでなく
他の命のために何かできることを
少しずつでもしていこう


おんちゃんが、「これでしばらくのタンパク源になるのお」
と言って去って行った
そう、山暮らしの、貴重な食料として
大切に頂きます
ありがとう


つぎに捕まった時は
ちょっと仲良くなれないか飼ってみたいな
と父さんは今朝呟いていたけれど
うん、仲良くなれるといいな

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